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スマートな上着の脱ぎ方を知りたい

毛芯仕立てのスーツは、下手に畳むと芯地が折れ、肩や胸周りの形状が壊れてしまう。アイロンと格闘する前に、シワにならないたたみ方をマスターしよう。まず、左右の肩に両手を差し込んで、ジャケットを持つ。次に、襟とラペルを立てて伸ばし、左右の肩線をぴったりと合わせる。そして、肩をどちらか一方に被せて裏返す。さらに、身頃とラペルを重ね、シワに注意しながら細腹と袖をしまう。最後に形を整えて、上下に折り返せば完成だ。

簡単・きれいに畳んでシワを防ぐ

慣れてしまえば、時間をかけずにきれいに畳むことができる。正しく畳めば、シワを防げるだけでなく、臭いや埃がつくのを防ぐこともできる。畳み方をマスターして、接待や出張、旅行で大いに活用しよう。

クリーニング代を節約したい

クリーニングに出しすぎるのは禁物だが、普段の手入れは面倒くさがらず、マメに行うことが肝心だ。日常的な手入れは、ブラッシングだけで十分。ただし、最低限、3回着用するごとに1度はブラッシングをしたい。ブラッシングによって、表面に付着したホコリや、繊維に絡んだ汚れを取り除き、虫食いや生地の傷みを減らすことができる。ブラシは、弾力のある豚毛や馬毛などの天然素材がベスト。こまめな手入れによって、スーツの寿命がグンと伸びる。

ブラッシングのコツは、こすらず丁寧に

ブラッシングは、まずは襟から背中、次に肩から腕、そして、最後に胸とラペル、の順で行う。ゴシゴシこするのは避け、生地目に沿って優しく、一定方向にブラシを掛けるように心がけよう。