メイン画像
HOME大人のスーツ着こなしワザ③ > タグが邪魔!取っちゃってもOK?

タグが邪魔!取っちゃってもOK?

スーツ 上着の内ポケットに付いている大きなタグは、「邪魔だから取っ払ってしまいたい」と思いがち。しかしそのタグには、モデル名、品番、素材、サイズ、ウエストの絞り、洗濯表示、場合によっては製造年月など、スーツに関するすべての情報が記載されている。あとから何かを知りたいときに、一番頼りになるのがタグなのだ。もし、表記の外国語がわからないなら、必要最低限だけを覚えると良い。基本は、自分のサイズだけ覚えておけばOKだ。

人気のイタリア製品は、サイズの見方にコツがある

例えば、胸周りのサイズ“TAGLIA”は、型紙の胸周り寸法なので、その2倍が実寸となる。“DROP”は胸囲とウエストの差で、例えばTAGLIAが48で、DROPが7なら、胸囲は96cm、ウエストは(48-7)×2=82cmとなる。必要最低限のイタリア語を覚えると便利だ。

パンツの裾ってどうしているの?

パンツの裾の処理は、体型によって変えるのがベストだ。身長が170cm以上なら、足元に重厚感が出るダブルで。 幅は4~4.5cmにすると、縦のラインが強調されてスマートに見え、靴とのバランスも良くなる。細身のパンツなら、5cmのダブルでも良い。一方、身長が170cm以下なら、シングルにすると良い。細身の体型であれば、ハーフクッションを入れると落ち着きが出る。裾の処理に気を遣うだけで、立ち姿も見違えるようになる。

身長によってベストなバランスをチョイス

パンツの裾は、素材や形ではなく、身長によって処理を変える。身長が170cm以下で細身体型の場合、ジャストに上げてしまうと貧相に見えてしまうため、ハーフクッションを入れると良い。