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スーツで印象を植え付けたい

スーツ 相手に強い印象を与えるためには、スーツの印象を決定づける5つのポイントを確実に押さえてスーツを選ぼう。スーツの顔となる“ラペル”、スーツのラインを決定する“フロントカット”、パンツの美しい“プリーツ”、スーツの真髄“肩”、そして、後ろ姿を印象付ける“ベント”。ディテール次第で見え方が大きく変わるため、自分の身体に似合うスタイルを把握しておけば、スーツ選びのレベルも格段にアップするだろう。

デザインの要“ラペル”は、ほどよい幅で

ジャケットの下襟をラペルと呼ぶが、ここはデザイン性が非常に高い箇所だ。ラペルの幅のわずかな違いが、スーツの印象に大きな影響を与える。肩幅の1/3の位置が基本のラペル幅で、現在は幅の狭いタイプが主流だが、年齢に合わせて幅を広げると良いだろう。狭すぎず、広すぎずが肝心だ。

スーツで個性を持ちたい

スーツを個性的に着こなすには、自分の好みのスーツについて知ることが大切。そのためには、スーツスタイルの違いを国別で理解するのが近道だ。スーツの本流であるイギリスのスーツには、イギリス人の体型を具現化した男らしさがある。一方、アメリカのスーツは抑揚のないボックス型のシルエットで、質実剛健さが伝わってくる。男の色気を演出するなら、フランスのスーツが良いだろう。なお、イタリアのスーツは、都市ごとに異なる特徴を持っている。

国産のスーツにも潜む、国別のスタイル

スーツの起源は西欧なだけあって、国産のスーツであっても、そのシルエットには伝統的なディテールが潜んでいる。スーツの着こなしの上達は、国別のスタイルを理解することが一番の近道だ。