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スーツ姿があか抜けしない
スーツを垢抜けて見せるには、ミディアムグレイのスーツがおすすめ。ミディアムトーンは地味だと感じる人も多いが、実はもっとも汎用性が高い。チャコールグレイは日本人に似合う色だが、落ち着いた印象。トレンドのライトグレイは、コーディネイトのテクニックが求められる。しかしミディアムグレイなら、日本人に似合ううえに、着こなしのテクニックも簡単だ。ポイントは、Vゾーンとレザーアイテムの色み。
余計な色柄を使わないことで、シックさが引き立つ
グレイスーツのシックさを引き立てるためには、余計な色柄を用いないのがコツ。例えば、シャツとタイをワントーンでまとめ、時計のベルトには黒レザーや茶のクロコを選択。そして、鞄・靴・ベルトは、時計のベルトと色合わせをしよう。
ネクタイがカッコよく結べない
ネクタイを格好良く結ぶために、新たに結び方を覚える必要はない。同じプレーンノットでも、ディンプルの入れ方やノットの大きさを変えるといった微妙な表情付けで、印象がグッと変わる。例えば、柔らかさを演出するならダブルディンプル、無造作感を演出するなら小剣ずらし、そして凛々しい装いを演出したいなら、ノットを小さくまとめる、といった方法がある。このように、プレーンノットであっても、仕上げのひと工夫次第で差をつけることが可能なのだ。
凛々しい装いの演出には、タイトなノットを
ノットを小さくまとめることで、シャープで引き締まったVゾーンが表現できる。通常より2cm程度上の、幅が細い箇所でノットを作り始めるのがコツ。そして、ギュッと強めにノットを結べばOKだ。